子供への離婚の伝え方
子供に離婚のことを伝えるのは、パートナー以上に難しい問題かもしれません。とくに未成年の子供がいる場合にはなおさらでしょう。どのように伝えたらよいのかは、子供の年齢によって異なります。
子供に離婚を伝えるタイミング
子供に離婚を伝えるタイミングについては千差万別ですが、子供の年齢によって考え方は異なってきます。夫婦で話し合いを始めた段階で伝えることもあるでしょうし、子供を連れて別居する際に、その理由を伝えなければいけない場合もあるでしょう。ただ、子供がまだ幼い場合は、離婚が成立後に伝えることも多いようです。
子供への離婚の伝え方
実際に子供へ離婚を伝える言葉をどのように選べばよいのでしょうか。子供の心に与える影響を第一に考えて伝えてあげてください。
離婚の事実を、子どもの年齢に適した言葉を使って、正直かつ正確に伝える
子供には離婚した事実をシンプルにわかりやすく適切に伝えてあげることが大切です。この際、原因までを詳しく話すのではなく、わかりやすく話してあげることが重要です。
浮気による離婚の場合は、原因を話したくないし話すべきでもないでしょうか、「お母さんとお父さんは実はうまくいっていなかったんだよ。だから離婚して別々に暮らすんだよ」と伝えてあげてください。
また、離婚前に夫婦仲が悪いところを子供に見せていないと、子供が離婚の事実を受け入れるのが難しくなってしまう場合があります。そのため、離婚を話す前に、夫婦仲が悪いという認識をさせておいたほうが得策かもしれません。
個人的な感情は最小限にとどめる
子供に離婚を伝える時に、個人的に感情を出し熱くなって話してはいけません。そうすることで子供によりショックを与えてしまうからです。ただでさえ離婚という現実を受け入れるのに大変なのに、そこに個人的な負の感情を与えて過ぎてしまうとストレスが大きくなってしまいます。
子供には、個人的な感情はせず、事実だけを伝えるように心がけましょう。
離婚を伝えた後は愛情を注いであげることを忘れずに
子供は離婚の事実を伝えると、自分を本当に愛してくれているのかを疑問にもつ傾向にあります。直接聞かれなくても愛しているのかどうか分からなくなってしまう子が多いのです。そのために、離婚を伝えた後は、愛情を注いであげることを忘れないようにしましょう。